いつかは君も 誰かに手渡す時が来る
まだ何も見えない 小さな手のひらに
振り向かなくて良いように ゆっくりと渡すよ
真っ直ぐ 力一杯 走り出せるように

出典: バトン/作詞:コブクロ 作曲:コブクロ

まだ小さな子にはどれだけ大切なことなのか分からないかもしれません。

ですが、命を繋いでいく時がきっと来ます。

命を繋いできた親にとっても、子に命を繋いでいって欲しいという気持ちは少なからずあるはずです。

そのためにも、子を大事に守り、育てていこうと思うのです。

何百周も昔 このカーブを曲がった奏者が
つまずきそうな時に吹いた 一陣の強い風が
向かい風で良かった 苦しかっただろうけど
体を立て直して 走り続けてくれたから
今 僕は生きてる

出典: バトン/作詞:コブクロ 作曲:コブクロ

これまで命を繋いできてくれた沢山の先祖がいます。

ここまで繋いできたことはきっと苦しいこともあったでしょう。平坦だったわけがありません。

ですが、つまづきそうになった時に向かい風が吹きました。そのおかげでまた走り続けることができたのです。

それはたまたまだったのかもしれません。ですが、そんな奇跡の連続で今生きているのです。

ですが、ここまで奇跡を繋いできてくれたことに感謝しないといけないですよね。

いつかは君も 誰かを愛する時が来る
まだ誰も知らない 二人だけの色になる
巡り会い ぶつかり合い 曲がり合い 進もう
生まれる新しい道に コースなど要らない

出典: バトン/作詞:コブクロ 作曲:コブクロ

大きくなればきっと誰かを愛する時が来ます。

そうなればもう親の手を離れれば良いのです。2人で好きに生きれば良いのです。

その出会いから新しい道を歩き始めるのです。

親が敷いてくれたレールの上を歩くのではなく、誰も通ったことのない道を作りながら歩いていくのです。

2人が繋いだバトン


コブクロから次の誰かに

これまでのコブクロの歌は、AメロBメロを小渕さんが歌い、サビを黒田さんが歌うというように分担されていました。

ですが「バトン」はそうではなく、1番を小渕さん、2番を黒田さんというように綺麗に分けられています。

これはマイクという名のバトンを繋いでいるのを表しているようで、1番を歌い終わった小渕さんから黒田さんにパスされます。

Cメロでもう一度小渕さんが受け継ぎ、ラストサビで2人が一緒に歌うという流れになっています。

歌詞だけではありません。コブクロは様々さな形でバトンを受け継いでいるのです。

300周年を迎えた小野薬品も沢山のバトンを繋いできました。

コブクロゆずのカバーなどから路上ライブで歌ってきました。

また、「バトン」のレコーディングには、福山雅治さんが所持している80年前のビンテージギターが使用されています。

これにもバトンのような繋がりを感じますね。

そしてこの曲を聴いたリスナーにも、なんらかの形でバトンが繋がっていると良いですね。

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