動物は異性を見つけると、あの手この手を使って自分のものにしようとするでしょう。

極端に言えば同じようなものです。人間も同じように自分のことをもっと知ってもらおうと、異性にアピールします。

誰にも言えないはずだった、負けたくない、一番になりたい、という理想を「君」だけには伝えられるのです。

それは自分が思いを寄せている「君」に対して、もっと自分のことを知ってもらいたいと思うからです。

夢を持つことも、夢を追いかけようとする気持ちも、ひょんな事から始めるものです。

「君」の笑顔を見るだけで夢を追いかけようという気持ちが湧いてくるのです。主人公にとってその笑顔は、計り知れないくらいの強さを持っているのです。

手を繋ぎたいだけの愛

何度生まれ変わっても
手を繋ぎたいだけの愛だから
どうか側にいて
君が笑うだけで僕は僕になれる

出典: 僕らの永遠〜何度生まれ変わっても、手を繋ぎたいだけの愛だから〜/作詞:河邉徹 作曲:奥野翔太

ここまで「好き」という気持ちが歌詞の中で高ぶってきているのに「手を繋ぎたいだけの愛」なのです。少しひねくれているのかな、と最初は思いました。

好きな人が出来ると、付き合いたい、デートしたい、いろんな景色を見たい、体を寄せ合いたい。いろんな感情が出てくると思います。

ですが、この歌詞ではそこにフォーカスを当てていません。

好きな人に頑張れと言われると頑張れます。好きな人の笑顔を見れると自分も笑顔になれます。

そんな単純なことかもしれませんが、何にも代え難い「恋」という原動力が生きる力になるのです。

主人公にとって「君」の存在は、自分が自分として生きるために切り離すことができない大切なものなのです。

WEAVERの良さが詰まった楽曲

ボーカルの杉本雄治さんの澄んだ歌声と、青春や若さを感じる歌詞が上手く合わさっています。

そしてそれを優しいピアノが包み込んでいます。それらの良さ全てが上手くマッチしていると思います。

WEAVERの中でもとても完成度の高い楽曲の一つだと思います。

【僕らの永遠〜何度生まれ変わっても、手を繋ぎたいだけの愛だから〜/WEAVER】歌詞の意味を解釈!の画像

終わりに

いかがだったでしょうか。WEAVERの「僕らの永遠〜何度生まれ変わっても、手を繋ぎたいだけの愛だから〜」を紹介させて頂きました。

ギターのいない、スリーピースバンドということで筆者自身、もっと評価されていいバンドだと思っています。

他の人が歌わないような歌で差別化するニッチ戦略よりも、WEAVERのような珍しいバンド構成で音楽を奏でるアーティストが音楽業界にもっと現われてきてほしいと思います。

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