負けないように 枯れないように 笑って咲く花になろう
ふと自分に 迷うときは 風を集めて空に放つよ
ラララ、、、
心の中に永遠(とわ)なる花を咲かそう
出典: 花 -Mémento-Mori-/作詞:桜井和寿 作曲:桜井和寿
もう一度サビの歌詞が繰り返され、主人公の誓いが感じられます。
自分が選んだ愛だから、想い続けるだけ。
もし、この愛が手に入らなくても、私の中ではずっと生き続ける愛。
それでいい、今はそれだけでいい。
主人公は、夜空に小声で歌いながら、小さなウエディングブーケを心に思い描くのです。
心の中で輝く”花”。
たとえ叶わなくても。
叶わない夢はいくつもあったから、平気。
あなたを想い続ける、永遠に。
いろいろな愛の形
胸が締め付けられるような、愛のストーリーでした。
他の解釈もあるかと思いますが、おそらく悲恋には違いないでしょう。
この曲を作った桜井和寿も、「花 -Mémento-Mori-」発表の4年後に離婚し、また再婚しています。
当時は、非常に不安定な精神状態にもあったようです。
本当のことは、本人にしかわからないですから、想像の範囲でしかないですが。
きっと辛い胸の内を歌にすることで、少し心を開放したのではないでしょうか。
愛の形は、本当に人それぞれ、様々なものです。
一概にこれは間違っていると言えないところもあります。
ただ、私はいつも思うのです。
どんな辛いことも、時間が解決してくれるものだと。
この歌の主人公も、あの頃は辛かったけど、今はこんなに幸せ!と思えるようになると信じます。
最後に
Mr.Childrenは「花 -Mémento-Mori-」を、2001年にリメイクしています。
20枚目のシングル「優しい歌」のカップリングとして収録されました。
この時、副題の”メメント・モリ”は外されています。
バンドとして、”死を忘れない”ことより、今をいかに生きるかに焦点を絞ったような意味ではないでしょうか。
”メメント・モリ”が悪いと言っているわけではありません。
ただ、Mr.Childrenというバンドが、より高みへと向かうのに、”死”という概念は一旦置いてしまった方がいいように思います。
放っておいても、人はいつか死ぬのですから。
やはりもともとの意味、”今を楽しみなさい”と考えていきたいですね。
Mr.Childrenの名曲の一つ、「花 -Mémento-Mori-」についてお話してきました。
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