『M.B.S.G』の歌詞を見てみよう!!
Aメロ
脳内変換より 一層 sweet 自分都合 カスタムメイド
緩急 自虐 使い回し 得意フレーズ コピーペースト
隠しきれず 露呈 我 greed 顕示欲満たす痛いフリ
匿名性トーク捏造 安全圏 揚げ足取り
出典: M.B.S.G/作詞:武瑠 作曲:Leda
ここからは『M.B.S.G』の歌詞を解説していきたいと思います。
Aメロからインパクト大の言葉が並びますね。
文字どおり言葉の羅列です。
世の中の暗部をえぐるような、ある意味力強い言葉だと思います。
「カスタムメイド」と「コピーペースト」、「フリ」と「取り」で韻を踏んでいますね。
Bメロ
心情吐き出し 構って欲しい素振り
病んでる風味の健常者
そんな普通過ぎる壊れ方するなんて
君を買い被りすぎてただけかな
出典: M.B.S.G/作詞:武瑠 作曲:Leda
Aメロと変わらず、皮肉めいた歌詞が続いています。
主人公は君に対して絶望するフリをします。
君とはいったいどういう関係なのでしょうか?
おそらく恋人なのでしょう。
しかし、この時点ではまだはっきりしていません。
サビ
邪な愛の形さえ 欲しがるなら飢えて媚びろ もっとだ
ねぇ、不条理を嗜好
あやふやな主従関係に白黒つけるのはやめて 陳腐だ
そう、理屈抜きの貞操献上
「正気になった君の負け」
出典: M.B.S.G/作詞:武瑠 作曲:Leda
「邪な愛」とありますから、やはり君とは恋人同士なのだと思います。
いや、精神的な主従関係とでもいえば良いでしょうか?
どういう経緯で2人が結ばれたのか分かりませんが、これもひとつの「愛の形」なのだと主人公は語ります。
また、「貞操」と「献上」で韻を踏んでいますね。
やはり必要なポイントで韻を踏むと、楽曲が更にノリの良いものになりますね!!
2番Aメロ
言ったもん勝ち 真実拉致 先手必勝ノンフィクション
迷い込めば 引き返せぬ ツギハギの妄想とフィクション
非は認めず 同意求める お決まりの自己洗脳ショー
安全性 確保で偽装 バレなければ全て合法?
出典: M.B.S.G/作詞:武瑠 作曲:Leda
2番目も主人公は恋人に容赦ない言葉の攻撃を加えます。
直接ではなく、主人公の心の声とでもいえば良いのでしょうか?
2人の間でなにかが起こり、こういう関係性になったのか。
それとも最初からこういう関係性だったのか。
「勝ち」、「拉致」。「偽装」、「合法」。
ここでも「言葉遊び」が秀逸ですね!!
2番Bメロ
誰かを貶して 汚してく分だけ
君自身が色あせてく 気付けば?
出典: M.B.S.G/作詞:武瑠 作曲:Leda
ここでは、今までの皮肉が無くなり直接的な表現になっていますね。
筆者は、主人公がいったセリフが少し攻撃的すぎると感じていたのですが......。
おそらく主人公は恋人に対して、意図的に皮肉めいたセリフをいっているのでしょう。
恋人に真摯に対応する主人公の心情が垣間見える歌詞だと思います。