今という瞬間はすぐに過去になってしまいます。ずっと同じ時が続いていくことはありません。
ですがずっと今を生きているような感覚だから、過去が積もっていることに気付きません。
ふと立ち止まった時に後ろを見れば、山ほどの過去があることに気付かされます。
「まだまだ人生長いから」なんて呑気に言われていたこともありましたが、長いといっても必ず限りがあります。
学生だから、10代だから、新卒だから、という言葉に錯覚してしまいますが、命はどんどん少なくなっているのです。
矛盾を盾にした大人たちは
本当が何か嘘が何かって事を忘れてる
苦しい今に慣れた僕らは
真実はどこにもあるって事を知ってる
出典: 焦燥/作詞:松尾レミ 作曲:松尾レミ
きっといつの時代だってそうでしょう。上の世代が行ってきたことに対する尻拭いは下の世代に渡されます。
それをまた若い世代が受け継いでループしていくのです。
誤魔化しながら生きている大人たちよりも、現実的に生きている若い世代の方が真実を知っています。
だからこそ大人たちに焦燥感を抱いてしまうのです。
コード紹介
E Am C
雨は止み 夜が来る
F E Am C
コンクリートは脈を打つ
F E Am C
僕らはまた 抵抗なく
F E Am
時の流れと平行するのさ
F E Am C
2秒前の自分でさえ
F E Am C
もう過去のものとなっている
F E Am C
知らないうちにこんなに早く命を
F E Am F
消費している事に気づきもしないや
出典: 焦燥/作詞:松尾レミ 作曲:松尾レミ
F→E→Am→Cの循環コードのループになります。
コードは簡単ですが、GLIM SPANKYを演奏するならバンドスタイルが良いですよね。
ギター、ベース、ドラムの3つは欲しいですね。BPMが変化するので難しいかもしれませんが、挑戦してみてはいかがでしょうか。
E Am C
矛盾を盾にした大人たちは
F E Am C F
本当が何か嘘が何かって事を忘れてる
E Am C
苦しい今に慣れた僕らは
F G#dim Am C
真実はどこにもあるって事を知ってる
出典: 焦燥/作詞:松尾レミ 作曲:松尾レミ
MV紹介
生活感が全くなく、ミステリアスなMVになっています。
楽曲と同じようにMVでも、相手に対してかなり睨みを利かせているのが分かります。
タバコを持っている松尾レミさんが非常にカッコイイです。とても似合っています。
終わりに
GLIM SPANKYの「焦燥」を紹介させて頂きました。いかがだったでしょうか。
閃光ライオット2009では、出演した14組の楽曲がCDとして販売されていますが、アルバムに収録されている音源とは別物になっています。
ギターのアルペジオからイントロが始まり、大人しめだったAメロは少し展開しています。
閃光ライオット2009に収録されている方がBPMがかなり速く、荒削りなサウンドなので、GLIM SPANKYの真骨頂ともいえるロック感が味わえます。
初期のGLIM SPANKYを知りたいと思っている方は、是非こちらも手に取って聴いてみてはいかがでしょうか。
無料で音楽聴き放題サービスに入会しよう!
今なら話題の音楽聴き放題サービスが無料で体験可能、ぜひ入会してみてね