OH MY LITTLE GIRL

照れくさい歌詞も尾崎豊が歌うと胸に響きます。

2014年に公開された映画『ホットロード』の主題歌になるなど、没後なお響きわたる至高のラブバラード最初は「セーラー服とリトルガール」というタイトルだったそうです。それがデモテープ完成時に「となりのリトルガール」となり、最終的にはプロデューサーの助言で現在の形になったのだそう。青春時代にしか出会えない少女との純粋な愛の歌が今も胸に迫ります。

I LOVE YOU

尾崎豊の代表曲と言えばこれ。

数多くのアーティストがカバーした名曲です。 愛の告白としてI LOVE YOUと歌いながら、その瞬間だけは悲しい歌を聴きたくないと歌っています。 自分の人生が悲しいものだと知っていて、でも愛がある一瞬は、幸せでいたい。 そういう純粋な願いが胸に響きます。 尾崎豊という人は、今そこにある一瞬を、永遠の歌にすることができる才能を持っていたのだと思います。

シェリー

感動的なLIVE映像が胸をうつ。

シェリー 俺はうまく歌えているか
俺はうまく笑えているか
俺の笑顔は卑屈じゃないかい
俺は誤解されてはいないかい
俺はまだ馬鹿と呼ばれているか
俺はまだまだ恨まれているか
俺に愛される資格はあるか
俺は決してまちがっていないか
俺は真実へと歩いているかい

出典: https://twitter.com/bot25226796/status/906692212104216576

シェリーとは誰なのでしょうか? シェリーとは尾崎にとって、自分を支えてくれている何かです。 尾崎という人が、決してひとりで生きていたのではなく、 大勢の人間に支えられていたことが 決定的に響いています。

尾崎豊の名曲たち

社会に反抗し、愛を歌った尾崎。しかし彼は歌うなかで少しずつ変化していたのかもしれません。 尾崎豊名曲の中に、彼の心境の変化を読み解いてみます。

群衆の中の猫

2ndアルバム「回帰線」に収録。

誰もが少しずつ生き方を変えていくとこの歌で尾崎は歌っています。 10代から20代にかけて、尾崎自身も少しずつ変化していました。 でも君らしく生きて欲しいと尾崎はこの歌のなかで歌っています。 ここで君と歌っているのは、まるで尾崎自身の分身であるかのようです。 子どもと大人の間で揺れる尾崎豊の魂が少しだけ垣間見えます。

forget-me-not

尾崎が10代の最後にレコーディングした曲。

尾崎豊がポジティブな愛をそっと歌った曲。 この歌が好きという人も多いとききます。 Forget-me-notというのは、勿忘草のこと。その意味は私を忘れないでということなのでしょうか? シンプルな愛の歌が響きます。