【星野源/Ain't Nobody Know】歌詞の意味を解説！さよならさえ奪えない二人の関係とは？

この部分が「Ain't Nobody Know」という曲の中で一番むつかしい表現です。

“卑劣”とは自分たちを認めてくれない考え方や人々を軽蔑しているのだと思われます。

“肩を叩く”という表現は、相手を諭すようなときに使われます。

組み合わせて考えると、違う考え方を持つ人に諭されたときとなりそうです。

急に自分の考えと違うことを言われたら、普通なら怒ってしまいそう。

そう、悪態をついて唾を飛ばしたくなります。そこをぐっとこらえて笑顔を見せるのです。

二人の関係にイチャモンをつける人々にいちいち取り合わない。それほどお互いのことしか見えていない。

そんな境地にいることが伺い知れる深い歌詞だと思います。

そして曲はここから、サビの歌詞の繰り返しになります。

次は「Ain't Nobody Know」の歌詞のテーマについて考えてみましょう！

「Ain't Nobody Know」歌詞に明確な答えが書いてあるわけではありませんが総括してみます。

歌詞を全て聞くと、「二人の熱い関係は、二人にしか理解できない」と訴えているのでしょう。

もっと深掘りしてみましょう。恋愛で「他人には理解できない」と強く思う瞬間はいつですか？

部外者にその関係について、とやかく言われたときだと思います。

素性をちゃんと知らない者同士、パートナーが他にいるなどの少し危険な関係。

または、年に差がある、同性に恋をするなど、悪くはないのに周囲からの差別を受けてしまう関係。

他人から非難される状況はたくさんあります。

しかしすべてひっくるめて、それぞれ愛の形です。

「Ain't Nobody Know」の歌詞は「他人には切れない強い絆」を表現しているのです。 

星野源が好きな人ならわかると思いますが、彼が書く歌詞には抽象的な表現が多く出てきます。

「Ain't Nobody Know」も、誰が誰と何をしているのか具体的には書かれていません。

つまり、正解は1コではないのです。ひとつの文章に対して、解釈をいくつも考えることができます。

音楽を聴いた人が想像する余地を残した素敵な歌詞。それこそが星野源の音楽の魅力だと思います。

「Ain't Nobody Know」を聴いて、「わたしのことを歌っている！」と思った人がいるのでは？

前述しましたが抽象的な歌詞なので、自分自身の経験や心情をそのまま歌詞に当てはめることができます。

彼氏や彼女を待っている人。今いるパートナーとは別に運命の人と出会ってしまった人。不倫相手を待っている人。

恋愛は十人十色です。恋ではなく友情について想像する人もいるでしょう。

自分の心の中を見つめながら、この曲をじっくり聴いてみてください。

「Ain't Nobody Know」は、あなたのことを歌っているのです。

星野源が歌う珠玉のR&Bナンバー「Ain't Nobody Know」の歌詞の意味や魅力を紹介しました。

この曲の歌詞は、聴く人の経験によってさまざまな意味を持ちます。

あなたの心にどう響いたか、ご自身で問いかけてみてください。

そして自分の感情を否定ばかりせず、肯定してあげましょう。

それが星野源がこの楽曲に込めたメッセージだと思います。

「Ain't Nobody Know」のような大人の関係に気づくことができるかも！

最後に、星野源の他の楽曲を解説した記事や、彼の魅力をわかりやすく説明したものもあります。

気になる方はぜひ読んでみてください！