DAOKO【はじめましての気持ちを】歌詞の意味を解説！はじめましての気持ちとは？答え合わせの結末考察

ここの部分の歌詞は、冒頭で一番最初に登場した歌詞と、ほとんど同じ内容です。

しかし、2行目の「あなたの瞳～」というフレーズは、ここで新しく出てきます。

「あなた」の瞳をじっと見つめて、主人公に対してどのように感じているのか見極めているようです。

そして、4行目の「熱帯びた唇噛んだ」も、ここで初登場します。

冒頭の歌詞では「飲み込む」といっていましたが、ここでは「唇噛んだ」という表現に変わっていますね。

結局自分の気持ちを伝えられていないことに変わりはないようですが、告白の言葉が唇までこみ上げているようです。

あとほんの少しだけ、勇気があれば伝えられる…といった状態なのでしょう。

主人公は「あなた」との想い出を振り返っています。

「あなた」に気持ちを伝えることができず、恋が成就しなかったとしても、これまでの想い出は主人公の心の中で生き続けるのです。

消えてなくなってしまうことはありません。

そして、これからも毎晩のように「あなた」への想いを募らせるのだと思います。

「はじめましての気持ち」とは、「あなた」に恋をしたことによって味わった喜び、寂しさ、切なさなどを指しているのでしょう。

主人公が「あなた」に告白した描写は全く描かれていないため、結局告白はできていないようです。

でも、主人公は「あなた」への告白を諦めたわけではありません。

今後もきっと成功するまで告白を試みるのでしょう。

DAOKOさんの「はじめましての気持ちを」は、片思いをしている女性の気持ちをギュッと詰め込んだラブソングですね！

切ない気持ちや寂しい気持ちを感じることも多々あるけど「あなた」と一緒に過ごす喜びもしっかりと感じている…。

そんなアップダウンの激しい片思いをしている人に、ぴったりのラブソングといえるでしょう。

DAOKOさんの歌うラブソングをもっと聴きたいという人は「打上花火」「同じ夜」などもおすすめです。

花火のように美しくて儚い恋を歌った「打上花火」。

寂しい男女の関係を描いた「同じ夜」。

どちらもDAOKOさんらしさが詰まった完成度の高いラブソングです。

ぜひ聴いてみてはいかがでしょうか。