想い出があの場所へ導いてくれる
あの優しかった場所は 今でも
変わらずに 僕を待ってくれていますか?
出典: http://www.uta-net.com/song/25976/
そしてサビの部分の「あの優しかった場所」は、自分の心の中ではなく、外の世界で「自分を待ってくれている場所」ではないでしょうか。
たとえば遠く離れて暮らしている両親や祖父母がいる家、仲間たちと過ごした場所、自分の帰りを待っている恋人の家など、さまざまなシチュエーションが想像できます。
ドラマ「瑠璃の島」になぞらえるなら、主人公の心がすさんでいたときに出会った仲間たちと過ごした、八重山諸島の孤島のことかもしれませんね。
そして胸の中にある想い出の花は、自分を待ってくれている場所へと導いてくれる大事な存在と言えそうです。
第1位は「蕾」
コブクロの人気曲ランキング、堂々の第1位に輝いたのは「蕾」でした。
2007年3月21日にリリースされた14枚目のシングルで、フジテレビ系列のドラマ「東京タワー~オカンとボクと、時々、オトン~」の主題歌として、書き下ろした作品です。
この曲でコブクロは、念願の第49回日本レコード大賞を受賞しました。
亡くなった母へ捧げる歌として、小渕健太郎さんが作詞作曲を手がけています。
切ない歌い方や曲調はもちろんですが、公式の動画では手の影絵に注目です。
さまざまな親子の姿を、手で作った影絵で表現しています。
それでは歌詞の内容を見てみましょう。
母親の涙を知らない
涙 こぼしても 汗にまみれた笑顔の中じゃ
誰も気づいてはくれない
だから あなたの涙を僕は知らない
出典: http://www.uta-net.com/song/51215/
ここで言う「あなた」とは、もちろん母親のこと。
言われてみれば、母親が自分の前で涙を流している姿は、ほとんど見たことがありません。
どんなに苦しくても、辛いことがあっても、子供には涙を見せない「母親の強さ」が表現されています。
亡き母親からのエール
散り際に もう一度 開く花びらは あなたのように
聴こえない 頑張れを 握った両手に 何度もくれた
出典: http://www.uta-net.com/song/51215/
この曲の最大の泣きどころとも言えるのが、このフレーズです。
亡くなった母親を「散り際にもう一度開く花びら」にたとえ、
耳では聴こえないけど心に聴こえてくる「頑張れ」というエール……
そのエールで、どれだけ救われたことでしょう。
子供の前では決して涙を見せず、優しさと強さを兼ね備えている母親。
この曲で描かれている母親像は、誰の目にも自分の母親の姿と重なります。
そんな母親への感謝と愛情がつづられたこの曲は、涙なしには聴けません。
まとめ
コブクロの人気曲について、動画や歌詞解釈とあわせてベスト5をランキング形式でご紹介しました。
どれも珠玉の作品ばかりでしたね。
今回挙げた曲はもちろん、コブクロの他の楽曲にも興味を持った人は、ぜひこの機会に聴いてみてください。
このランキングとは違った、あなただけのベスト5ができるかもしれませんよ!
無料で音楽聴き放題サービスに入会しよう!
今なら話題の音楽聴き放題サービスが無料で体験可能、ぜひ入会してみてね