「DEAD End in Tokyo」について

彼らの7thシングル!

MAN WITH A MISSION『Dead End in Tokyo』が話題沸騰!歌詞和訳♪の画像

この曲は、2017年1月25日に発売された彼らのシングル『Dead End in Tokyo』に収録されました。

まだフルアルバムには収録されておらず(2017年11月現在)、この曲を聴くならシングルを買うしかありません。

このシングルは初回限定盤と通常盤の2種類発売され、オリコンチャートでは最高5位を獲得しています。

どんな曲?

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どことなくクラブミュージック感が漂うミディアムナンバー

シンガロングからのヘヴィなイントロで一気に引き込まれます。

ついつい踊りだしてしまいたくなるような曲ですね。

映画『新宿スワンⅡ』の主題歌!

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この曲は、2017年1月21日に公開された映画『新宿スワンⅡ』の主題歌となりました。

この映画には、綾野剛や浅野忠信といった日本を代表する役者が多く出演しました。

監督は園子温、脚本は水島力也。

漫画が原作

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この映画は、週刊ヤングマガジンにて連載されていた『新宿スワン~歌舞伎町スカウトサバイバル~』を実写化したものです。

2005年から2013年まで続き、単行本も全38巻まで発売されている長期連載作。映画以外にドラマ化もされました。

タイトルの通り、新宿歌舞伎町を舞台に、主人公のスカウトマンの成長と歌舞伎町の裏社会を描いた作品です。

作者の和久井健はかつて実在した日本一のスカウト会社の元スカウトマンで、この作品は実在したスカウト会社を舞台とした作者本人が体験した出来事にフィクションを交えて描かれています。

その為、非常に生々しい歌舞伎町の裏社会を垣間見ることが出来る作品になっています。

歌詞考察・和訳

歌舞伎町を舞台とした歌詞

In a dead end street in Tokyo
Finished my bottle all alone
Where I'll end up well I just don't know
Another dead end in Tokyo

出典: https://twitter.com/Mqtsul3ar4/status/898508963209138176

「In a dead end street in Tokyo」→「東京の行き止まりの道で」

「Finished my bottle all alone」→「1人で酒の瓶を開けて」

「Where I'll end up well I just don't know」→「どこで自分が終わるか自分には分からない」

「Another dead end in Tokyo」→「もう一つの東京の袋小路」

最後の「dead end in Tokyo」は「Another」が付いているので、最初に出てくる「dead end street in Tokyo」とは違うものと考えることが出来ますね。

最初の「dead end street in Tokyo」は以降の歌詞から見ても、実際の行き止まりの道ということが分かります。

人気のないビルの隙間の小汚い行き止まりです。アニメドラマでよくケンカや恐喝が行われていそうな場所ですね。

対して最後の「Another dead end in Tokyo」は、前の歌詞から考えると社会的な行き詰まりと考えられそうです。

一人で酒の瓶を開けていつ死ぬかわからない人物が、社会的な死を実感している瞬間ですね。

There's a thousand glowing street signs all in a row
And there's a rich man toasting to the people below

出典: https://twitter.com/RSDT1/status/833050426396332036

「There's a thousand glowing street signs all in a row」→「連なった1000のギラギラした街の看板」

「And there's a rich man toasting to the people below」→「そして下の人々をこんがりと焼いた金持ち」

1行目は歌舞伎町の多くの看板がギラギラした風景を表した歌詞ですね。

2行目の「下の人々をこんがりと焼いた金持ち」とはどういう意味でしょうか?

これは簡単に考えれば、金持ちが自分より下の人間を見下している様子を表現した文章であると考えられそうです。

パンをトーストでこんがりと焼いていくように、裏社会を牛耳る金持ちが歌舞伎町にある多くのギラギラした看板に下の人々が焼かれていくのを高いところから見下している

そんな状況を表現したように思えます。