「かざぐるま」の歌詞は、どちらかといえば短い歌詞です。

その歌詞から主人公の全ての思いを断定するのは難しいでしょう。

しかし、詩というものはたった1つの解釈で納得させるべきものではありません。

そこには多様性に満ちた様々な解釈が成り立つのです。

「かざぐるま」に登場した主人公も、決して弱いだけの女性ではないということをいいたいのでしょう。

そこは曲を作った松山千春の少年期の思いが影響を与えているはずです。

純な少年の憧れの恋

少年時代、男性は多くの刺激に出会います。初恋もその中に入るでしょう。

初恋の体験が遅くなればなるほど、それは淡く苦い思い出に変わります。

手に入れたくても届かない人。思いすら打ち明けられず悶々と過ごす日々。

好きになった女性には、自分では到底かなわない男性が既にいた。

その男性は、決して女性を幸せにしているようには映らない。

でも、女性はそれで満足し切っているようだ。

こんな理想と現実のはざまの中でこの曲は誕生したのでしょう。

愛に一途に生きる女性の姿こそ、松山千春が理想とする恋愛の形だったのかも知れませんね。

愛を歌った楽曲、まだまだたくさんありますよ。

カラオケ定番曲ともいえるJUDY AND MARYの『クラシック』。実は元々○○のために作られた曲だった?!リリース秘話とともに名曲の切ない歌詞を紐解いていきます。

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実はとっても深い意味が込められていた!?切なすぎると話題のMVに主人公として出演しているのは一体誰なのか。LEGO BIG MORLの「あなたがいればいいのに」、今作の切なさに徹底的に迫りたいと思います。

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