KinKi Kidsのアルバム収録の名曲「銀色 暗号」
ジャニーズ事務所の人気アイドルユニット「KinKi Kids」は、楽曲のセンスと歌唱力も相まって多くのファンを虜にしているグループでもあります。
メンバーは堂本光一と堂本剛ですが、この二人が2007年に発売した「Ø」というアルバムに収録されている「銀色 暗号」と言う曲はとても印象的で魅力的な楽曲です。
作詞は堂本剛、作曲は堂本光一
ジャニーズグループの楽曲は、作詞は歌う本人たちが書くものも多いですが、作曲に関しては専門の作曲家に任せる場合がほとんどです。
しかしこの「銀色 暗号」は、KinKi Kidsのメンバーである堂本剛が作詞、堂本光一が作曲を手がけた二人の合作曲となっています。
私生活でも仲の良さをうかがわせる二人だけの楽曲もメロディーと詞が合った素敵なものに仕上がっています。
堂本剛が堂本光一のために書いた曲?
「銀色 暗号」の作詞をしたのは堂本剛ですが、彼の書く詞のセンスは良くファンからの評判も上々です。
この楽曲は男女の恋愛関係を歌っているものではありますが、実は堂本剛が堂本光一のために書いた曲であるとも言われています。
歌詞を読んでみると分かりますが、端々にコンビ結成以来ともに過ごしてきたパートナー(=堂本光一)に向けた愛情が込められています。
二人の合作曲は名曲が多い
「銀色 暗号」は堂本剛と堂本光一が2人で力を合わせて制作し、素晴らしい楽曲に仕上がっていますが、実は彼らの合作はこれだけではありません。
KinKi Kidsの中では10作品ほど二人の共同合作と呼べるものがあるのです。
一部は逆のパターンもありますが、基本的には堂本剛作詞、堂本光一作曲のものが多くなっています。
ということで、二人の楽曲の中でもファンからの人気が高いものをいくつか紹介します。
愛のかたまり
ファンの間では知らない人はいないほどの隠れた名曲となっており、コンサートでもしばしば歌われる楽曲です。
堂本剛は女性目線の曲を描くのがうまいですが、この曲も女性の繊細な心情を表現しています。
大好きな彼と一緒にいられる幸せをかみしめている女の子の歌で、大切な人を純粋に思う気持ちが非常に印象的です。
恋涙
この曲も一人称が「あたし」であることから、女性の曲であることがわかります。
「恋涙」とは恋をした時に感じる切なさなどで流す悲しい涙のことで、その心情と戦う女性の様子が描かれています。
一見すると歌詞の意味がわかりにくいと感じるかもしれませんが、悲しい涙や切なさに負けず、"この恋をものにしてみせる!"というような前向きな意味合いが込められているように思えます。
好きになってく愛してく
この曲も堂本剛作詞、堂本光一作曲で、日常の何気ないことの大切さや、人を好きになることの素晴らしさを素直な言葉で表現しています。
"寂しくなったり悲しくなったり、辛くなることもあるけれど、それでも大切な人がそばにいてくれることで前を向くことができる"というような楽曲になっています。
「銀色 暗号」情緒的な歌詞に注目!
さて「銀色 暗号」の話に戻りますが、これは男女の恋愛関係の進展を歌った楽曲です。
堂本剛の書く詞は独特の世界観があるので解読が難しいものもあるのですが、意味については堂本剛自身が解説していることもあるので、今回は本人談に基づいて歌詞の意味を紹介します。