キンキキッズのデビュー曲にして自身最大ヒット作品!

「KinKi Kids Single Selection」

KinKi Kids『硝子の少年』に込められた思いとは?歌詞&動画視聴あり!の画像

1997年に発売!

『硝子の少年』KinKi Kidsのデビュー曲であり、1997年に初めて発売されたシングルです。

1997年に設立されたばかりのジャニーズ・エンタテイメント」から発売された初めての作品でもあります。

KinKi Kidsと言えば、『硝子の少年』といったイメージがあるほど、KinKi Kidsデビュー曲にしてテーマソングのような色合いもあるこの一曲。

作詞作曲は?

作詞者は、元々「はっぴいえんど」でバンドメンバーとして活躍し、阿久悠さんと共に昭和の歌謡界を盛り上げてきた名作詞家の「松本隆」さんです。

作曲は、日本の洋楽系ポップスの礎を築いてきた、最近ではシングルRebornなど現在まで広く活動を続けているシンガーソングライター山下達郎さんが手掛けています。

と、これだけ聞いてもかなり豪華な一曲であることが分かるかと思います。実は山下達郎さんは、この曲を作る際に、「ジャニー喜多川」さんからオリコンチャート初登場1位と、ミリオンセールスを最低条件として課されていたようで、作曲の際にかなりプレッシャーを感じていたとのことです。山下達郎さんは、そのようにかなり楽曲作成に時間をかけたようです。

松本隆さんはKinKi Kidsをテレビでふと見た際に、「壊れやすそうだけどしたたかそうだな」という印象を受けたそうで、そこからひらめいて2-3時間で書き終えたそうです。

このように、まさに『硝子の少年』は売れるべくして売れた名曲と言うことが出来るのではないでしょうか。

「KinKi Kids」のメンバーを改めて紹介!

「A Album」

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KinKi Kidsは皆さんご存知の通り、「ジャニーズ事務所」に所属しているアイドルデュオで、「堂本光一」さんと「堂本剛」さんの二人で活動しています。

この二人は同じ苗字であり、「堂本兄弟」などと呼ばれることもありますが、光一さんの方が年齢が一つ上になり、この二人に血縁関係は全くありませんのでご安心ください。

1997721シングル、『硝子の少年』でデビューし、A albumというアルバムを同時販売しています。

『硝子の少年』は作曲時のジャニー喜多川さんの構想通り、オリコン初登場1とミリオンセラーを見事達成し、「KinKi Kidsは、華々しいデビューを飾っています。

そして、2017年の「The Red Light」でデビュー以降のシングル38作連続初登場1位を達成し、ギネス記録を更新するという快挙を果たしています。

他にも、24時間テレビのパーソナリティやレギュラー番組を何本も持つなど、マルチに活躍し、まさしくジャニーズの「稼ぎ頭」である「シンボル」のようなお二方と言えます。

『硝子の少年』に込められた思いとは?

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まさしく華々しいデビューを飾り、KinKi Kidsのテーマソングの一曲として有名な『硝子の少年』ですが、この名曲には、いくつもの込められた思いがあります。

堂本光一んはこの曲に対して非常に強い思い入れを持っていると語ります。

「僕らにとっても非常に大事な楽曲20年やってきた中でもずっと土台としてある」

これは、堂本さんがデビュー20周年記念を迎える紅白歌合戦のリハーサル二日目の際に話した内容だそうで、光一さんのこの曲への真摯に向き合う姿勢が伝わってきます。

また、松田聖子さんの「赤いスイートピー」などを作詞したことで有名な松本隆さんも、ご自身が作詞した『硝子の少年』についての思いを語っています。

「まだ自分に作詞家としての賞味期限は乗っているのか?」

といった問いかけのために作詞した曲として、『硝子の少年』は非常に印象深いということでした。

『硝子の少年』のMV視聴!歌詞の意味に迫る?

「シングル・ベスト・セレクション」

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シックで大人っぽいPV

調べてみると、『硝子の少年』の当時MV(ミュージックビデオ)を見つけることが出来ましたので、ご覧ください。

作曲は山下達郎さんということもあり、非常に大人っぽいメロディーラインになりますが、MVの色合いも全体的にシックになっていて「大人の色気」のようなものをどことなく醸し出しているのが分かります。

また、「ガラス」を使った演出も多く、今ではあまり見ない「公衆電話」や、「ブラウン管テレビ」など、時代を感じさせてくれる一方で古くささを感じない、渋い魅力にあふれたMVとなっています。