宇多田ヒカル
著名な音楽プロデューサーの父・宇多田照實と演歌歌手の母・藤圭子のもとに生まれた宇多田ヒカル。
当初はサラブレットとして注目を集めましたが、七光りを感じさせない天才的な音楽センスから、国外からも注目を集めるアーティストです。
バイリンガル
幼いころからアメリカで育ってきた彼女にとって、英語は日常的なもの。
日本のアーティストでは他に類を見ないほど完璧な発音は、彼女の大きな武器のひとつでもあります。
今なお破られぬ大記録
1998年12月、「First Love」でデビューした彼女は、デビューアルバムで瞬く間に累計売上枚数765万枚という大記録を打ち立てます。
作詞作曲もこなす天才少女は、その完璧な英語の発音と卓越したシングスキル、ミステリアスな佇まいに唯一無二の楽曲で、あっという間に日本中を虜にしました。
ちなみにこの765万枚という数字は、今なお破られぬ、日本国内の歴代アルバムセールス1位という大記録です。
人間活動宣言
常にヒットチャートのトップを走り続けてきた彼女でしたが、2010年、「人間活動に専念する」と宣言し、芸能活動・製作活動を休止。
2016年、歌手活動を本格的に再開しました。
誰かの願いが叶うころ
2004年4月にリリースされた、彼女にとって13枚目のシングル。
元夫・紀里谷和明が監督を務めた映画『CASSHERN』のテーマソングに起用されました。
ピアノ中心のシンプルな伴奏が際立つこの楽曲は、カップリングもつきませんでした。
にもかかわらずオリコン2週連続1位という人気っぷりはさすがですね。