凛として時雨とは
それぞれにソロ活動する3人組
TKはソロ活動も多く、人気アニメ『東京喰種 トーキョーグール』で知名度を上げた感がありますね。
しかし、凛として時雨の楽曲は全てTKによって作詞・作曲されていて、曲のエンジニアリングやミックス、マスタリングにまでも参加しています。
見た目のクールさ(暗さ?)に反して、意外にも突き詰めるタイプのようです。
345は「みよこ」なのですが、「さよこ」とか「さしこ」(何で?)と間違われたりすることもあるよう。
L'Arc〜en〜Cielのドラムのyukihiroを含む他のメンバーともバンドを組んでいて、初めはギターを弾いていました。
凛として時雨の結成にあたり、パートをベースに変えていますが、もともとピアノを習っていたこともあり、楽器の才能は幅広いです。
落書きが趣味らしく、たまに345画伯のイラストが使用されたピックなどのグッズも販売されていますよ。
ピエール中野は、よく「ピエール?瀧?」と間違えられがちですが、さまざまなアーティストのゲストやサポートに呼ばれる実力派ドラマー。
大のアイドルファンを公言していますが、そのパワフルなテクニックからはまったく想像できませんね。
ソロ名義でミニアルバムも発売しています。
とにかく音楽がしたい
凛として時雨の前身となるバンドは、2002年に結成されたのですが、TKと345以外のメンバーが就職するため解散となってしまいました。
しかし、2人はすぐにパートチェンジを決め、ドラマーを募って3人体制で再スタート。
ところがまたしてもそのドラムが脱退し、以前から交流のあったピエール中野が加入することで、今のメンバーに落ち着きました。
意外にもメジャーデビューが2008年と時間がかかったのは、このような紆余曲折があったからですが、おかげで最高のバンドになりました。
『PSYCHO-PASS サイコパス』の背景
複雑な世界観
この作品のメインの脚本家は、あの大人気アニメ『魔法少女まどか☆マギカ』で、多くのファンを絶望の淵に追いやり、不幸のどん底に突き落としたと高評価(!?)を受けた虚淵玄。
「Enigmatic Feeling」が主題歌となっている『PSYCHO-PASS サイコパス』第2期では、シリーズ監修に回っていますが、どちらにしてもとても辛く哀しい物語です。
劇場版もできるほどの高い人気を博した作品ですが、「観るのが辛いから本当は観たくない……でも観ないともっと辛い」という、複雑なファン心理を生み出しました。
アニメのDVDやBDはもちろんですが、コミカライズされたものや、スピンオフ小説、ゲームなど、さまざまなメディアで展開されていますので、お好みのものから入門されても良いかと思います。
「Enigmatic Feeling」の意味
「不思議な気分」と変換された
英語はそれほど得意ではないため、翻訳ソフトを使用したところ、「Enigmatic Feeling」は「不思議な気分」と表示されました。
ほっほぅ、なるほどね、と思ったのは、確かに聴いていると「不思議な気分」になってくるからです。
ひとまず聴いてみてください。