タイトルには重大な意味が込められている!?
「THANK YOU BLUE」という意味深なタイトル。
「ありがとう、青」。
DAOKOはメジャーデビュー作の「ShibuyaK」から一貫して「ブルー」を自身のカラーとしてきました。
青い衣裳に身を包み、アートワークも青で統一。
「ブルー」は色相判断で「クール」であり「憂鬱」を表します。
ニコ動という電脳世界から突如姿を現して以来DAOKOの世界観には常に「憂鬱」さが付きまとっていました。
しかし「拝啓グッバイさようなら」の歌詞はまるでその世界から一歩踏み出そうとする気配を感じます。
アルバム収録用に新録された楽曲には新たな試みが多く見られるのも特徴的です。
D.A.N.(ダン)との共作の「同じ夜」。
Tempalayと組んだ「ワンルーム・シーサイド・ステップ」。
そして初めて1人で作り上げた「Cinderella step」。
どの曲でも1stアルバムでは見られなかった新たなアプローチが施されています。
DAOKOは「THANK YOU BLUE」のタイトルに「青との決別」の意思を込めたのでは?
「何色でもない自分だけの色を表現したい」
あるインタビューでDAOKOが口にした言葉です。
「THANK YOU BLUE」はDAOKOにとっての通過儀礼のような作品といえるのでしょう。
DAOKOの次の展開は?
アルバムのアートワークとして公表された映像でDAOKOはやはり赤の衣裳に身を包んでいます。
果たして「自分だけの色」を手に入れることができたのでしょうか?
アルバム発表後には「LOWRYS FARM FES 2018」への出演も決定しています。
俄然期待に胸が膨らみますね!
DAOKO official website | DAOKO / だをこ。1997年生まれ、東京都出身。ラップシンガー。
DAOKO / だをこ。1997年生まれ、東京都出身。ラップシンガー。
最後に
「拝啓グッバイさようなら」の歌詞にはDAOKOの強い意志が込められていました。
昨日までの弱い僕、愛おしいけどさようなら。
いつまでも新しい僕を見守っていてね。
新しいステップへ進むときの誰もが共感できるような不安と葛藤。
皆さんも何かに思い悩んだ時はこの曲を聴いて少しでも勇気を分けてもらいましょう!
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