進化しない生き方
「シーラカンスと僕」で見えてきたのはなんでしょうか。
1つは進化したい、変わりたいという現状打破の気持ち。
もう1つは変わらない自分を大切に思う気持ち。
変化も大切ですが、確固たるものを持ち続けることも大切です。
主人公は自らをシーラカンスに重ね、夜を闊歩し、それを悟ったのかもしれません。
変わらないということで、生き延びる。
シーラカンスは数億年前はもっと多くの種類が生息していました。
しかし現在はたった2種類。
ほとんどは絶滅してしまったのです。
変わろうとしなかったからでしょうか。
詳しくはわかりませんが、変わっていく生物の方が、環境に適応できたことは確かでしょう。
しかし、そのまま変わらずに確かに生き延びた2種が存在します。
主人公は、自分がそんなタイプの人間だとわかったいるのでしょう。
そして、変わらずとも生きのびれる可能性に浸っているのだと思います。
正しい、間違っているということはありません。
変わらないことを選択してもよいのです。
この曲を聴きながら生き方について、深く考えてみてはどうでしょうか。
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