ドラマ「to Heart~恋して死にたい~」の主題歌
皆様、ドラマ「to Heart~恋して死にたい~」はご覧になられていましたか??
1999年に放送されたドラマですから、今から約20年前のドラマですが、当時食い入るようにこのドラマを見ていたことを昨日のことのように思い出します。
このドラマの主演を務めたのがKinKi Kidsの堂本剛さんと、今となっては確固たる女優の地位を確立した深田恭子さんです。
そしてKinKi Kidsの名曲「to Heart」が主題歌として世に流れたということです。
まだ若い男女の切ない恋物語を描いた爽やかなドラマにぴったりの主題歌だったなと感じます。
純粋な恋愛が見事に表現されたドラマを最高に盛り上げた一曲でした。
まだドラマをご覧になられていない方には是非ともご覧頂きたい名作です。
まだあどけなさが残る深田恭子さんや、若い堂本剛さんもとっても魅力的です。
歌唱力の高さ
KinKi Kidsと言えば、そのルックスは勿論ですが、何と言っても歌唱力の高さもその魅力なのではないかと思います。
二人組ということで、その息の合った歌声が聴いていてなんとも心地いいですよね。
個人的な意見ですが、ジャニーズで歌が上手いアーティストと尋ねられたら、私は間違いなくKinKi Kidsと答えるでしょう。
長年のファンが多いのにも納得ですね。
歌詞の意味を考えてみよう
さて、続いては歌詞の意味を考えていきたいと思います。
聴く人それぞれの解釈があるかと思いますので、個人的な解釈となりますことを前置きさせて頂きたいと思います。
この名曲「to Heart」にはどんなメッセージが込められているのでしょうか??
伝えたい「好き」という想い
この想いを君に伝えたい
ありふれた言葉でいい
君の声をもう少し聞いていたい
星の夜
出典: to heart/作詞:久保田洋司、E.Komatsu 作曲:宮崎歩
まずは、1番の出だしの歌詞からです。
主人公は、大好きな君にその気持ちをまっすぐに伝えたいと思っているのでしょう。
星が綺麗な夜とか、ふと空を見上げた時に大切な誰かを想ったりすることってありますよね?
そんな時は、より一層大切な人への想いを感じるものですよね。
この歌詞の部分は、まさにその時の感情を表しているのではないかと思います。
現代だからこそ
ケータイでつないだ運命
広い宇宙(そら)の片隅で
どんな遠く離れていても 届くはずさ my Heart
出典: to heart/作詞:久保田洋司、E.Komatsu 作曲:宮崎歩
この歌詞はとっても現代の風潮を表しているなと感じます。
ケータイという表現もそうですし、想いを伝えるツールとしてケータイの存在は本当に大きいですよね。
現代の恋愛においてケータイは必須のものと捉えざるを得ないなと感じます。
きっとこの歌詞の中の主人公とキミもケータイによるやり取りで繋がれている部分が大きいのでしょう。
そして、どんなに離れていてもその想いは届くはずだと感じているのだと思います。
最近ではLINEなどの通信アプリが主流ですが、この時代はメールが主流ですね。
相手からの返信はどんなものよりも待ち遠しく、その応答に一喜一憂するものですね。
溢れんばかりの強い想い
君がいるただそれだけで
壊れるくらい強くなれるよ
せつなさのすべてをかけて
僕は信じるHeartは届くと
出典: to heart/作詞:久保田洋司、E.Komatsu 作曲:宮崎歩
こちらは、1番のサビの歌詞です。
君という大切な存在がいるだけで、壊れるくらい強くなれると思えるほど、君の存在が主人公にとってとても大きいということを歌っています。
曲調もそうですが、主人公の君への想いが最高潮に高まっているといったところでしょうか。
歌声とともに、熱く強く誰かを想う気持ちが伝わってきます。
不安な気持ち
どこか遠く
離れて行くような
不安覚えた夜
出典: to heart/作詞:久保田洋司、E.Komatsu 作曲:宮崎歩
こちらは2番の歌詞です。
なんとも切ないフレーズです。
このようなフレーズから、主人公と君はくっつき始めてはいるけど、まだそれをはっきりと確かめられる関係ではないのでしょう。
好きの気持ちが溢れんばかりに募る一方で、不安になる要素も多いのでしょう。
この曲は男性目線の歌詞ではありますが、女性でも共感される方が多いことと思います。