aikoの「恋人」で歌われるaikoの恋愛観とは？ライブ映像＆歌詞の意味から深読みしちゃいます！

そんな風に、かつてのあたしとの思いですら日常で風化してしまうあなたと違って、あたしは忘れたりしないから。

そんな歌詞に読めてきちゃうわけです。

FacebookやTwitterの書き込みでも見たんでしょうか。

この楽曲が発売された当時だと、mixiかもしれません。

夕暮れの写真とともに、感傷的な彼の書き込み。

傍にいられないことがより浮き彫りになる、好きだった人のSNSって残酷ですよね。

彼女は右手、彼は左手。

かつてのふたりのあたりまえも、今はもう普通じゃないことだから。

「わがままに愛したこと」って一見すると可愛いけど、さんざんあなたのわがままに振り回されたよねっていう恨み言にも聞こえます。

aiko、ケンカしたらめっちゃ怖そう。

もう絶対、よりなんか戻さないけどって言いきっちゃってるところに、幸せは願うだけのところに、女性の維持と吹っ切れた感が伝わってきます。

頑固で、切り替えが早くて、強い女の子。

aikoが描くのはいつも、そんな等身大のわたしたちです。

女の子が弱い生き物なのはたぶん、世界にあふれる優しい嘘のうちのひとつだから。

もう絶対これ実話だなって思ったのはこのラストのフレーズですよね。

歌手になって、これからますます日本中で聴かれることになるaikoだからこそのフレーズですもん。

そのうえで、「あなたのことは全部解ってるよ」って言われる感じ。

別れたのに妙に残ってる親近感と身内感。

男性はここに背筋が凍るそうですよ、よくわかんないね。

いかがでしたか？

女からしたら共感ですが、男性からしてみるとどうやらとっても怖い歌ばかり歌っている様子のaiko。

そんな怖いほどのリアリティこそ、彼女の最大の武器なんですけどね。

ではまた次回！