【血、汗、涙/BTS(防弾少年団)】〇〇を引き立たせる歌詞が魅力！大人気アルバムリード曲のPVを紹介

K-POPグループの中でも世界を股にかけて活躍するBTS(防弾少年団）。

日本で7枚目のシングルとなる「血、汗、涙」が2017年5月10日に発売されました。

この曲は「WINGS」というアルバムリード曲「Blood Sweats ＆ Tears」の日本語版です。

2018年4月4日に日本での3枚目のアルバム「FACE YOURSELF」が発売され、4月16日付のオリコン週間アルバムランキングで初登場1位を獲得。

同月18日の日本公式ファンミーティングでも熱い歓迎が期待されています。

今までの「DOPE」「FIRE」のようなパワフルでやんちゃな少年のイメージから、「WINGS」以降、少し大人っぽいバラード曲がメインの楽曲にも挑戦し始めました。

曲のコンセプトは「少年、誘惑に会う」で、初めて出会った誘惑に向き合い、悩み、葛藤する少年の歌になっているそうです。

「FIRE」のPVが「BOY MEETS WHAT」と文字で終わっていたことに続いていたんですね。

2017年3月にはユニバーサル ミュージックに移籍し、いよいよ世界を視野に入れた活動が始動しています。

今世界のPOP市場で人気の「ムーバートン・トラップ」というジャンルへも挑戦し始めました。ジャスティンビーバー、エドシーランなど人気アーティストが取り入れている曲風です。

BTSは新しい世界に向かって成長し始めました。

始まりは、曲名の「血、汗、涙」の歌詞が繰り返される主旋律の部分から入ります。

「血、汗、涙」の表現は、日本でも昔から「ものすごく努力する」ことに使いますが、最近ではあまり聞かないのでドキッとしますね。多分、「全身全霊」みたいなことでしょうか。

やはり、この日本語タイトルに初めは抵抗がある人もいたようです。でも、バラード調の美しい高音の歌声に乗せるとすんなりと耳に入るから不思議です。

ここで、テーマにつながるラップの部分になります。

「血、汗、涙」の部分は韓国語では「ね　ぴ　ったむ　ぬんむる」で、「私の　血　汗　涙」となるそうです。

英語でのラップ部分。ラップモンスターの英語の上手さが光ります！

「桃やクリームよりも甘い」という恋人のことを言っていますね。そして「チョコレートのような（甘い）ほっぺ」、だけど「チョコレートのような（黒い）羽」と繋がっていくので、魔性の恋人でしょうか。

だから、超スイートな恋人もとってもビター（苦い）なんですね。

「bitter bitter」が「ビタビタ」に聞こえるので、湿気を含んだ不快なベタツキ感があるようですが、歌ではこの部分に甘い高音がハモるので、その不快さは甘美なのだということです。

甘美さに浸るために辛い状況でも逃げることはできず、恋人の魅惑に抵抗できない状況ですね。

後半にも同じラップ部分がありますが、さらに深く深くはまり込んでいってしまっています。